公益社団法人西部海難防止協会
公益社団法人西部海南防止協会
関門海峡は、日本海・響灘と瀬戸内海・周防灘を結ぶ細長い海峡で、最大10ノットを超える潮流が発生する航海の難所です。
関門航路は、関門海峡を縦貫する全長約28km、航路幅500~2,200mの細長い水路で1日に約500隻以上の船舶が通航します。
3箇所のライブカメラを操作して、関門海峡の地形、通航船舶、航路標識などをリアルタイムに見たり、録画映像で早鞆瀬戸の潮流変化や行き来する船舶の様子を見ることができます。
電子海図で関門海峡の海底地形を想像したり、船舶自動識別装置(AIS)で通航船舶の船名や針路、速力などを調べ、船の航行状況や海上交通ルールを学ぶことができます。
操船シミュレータ映像で入出港や関門海峡の航海を擬似体験したり、津波シミュレーション映像で南海トラフ巨大地震に伴って発生する関門海峡の津波を観察できます。
第29回西海防セミナー令和7年1月15日開催標題「脱インフラ老朽化 ~良いものを造り、みんなで守る~」講演者 日本大学 工学部 大学院担当工学研究所長 兼 ロハス工学センター長土木工学科教授博士(工学) 岩城 一郎 氏